デリカD5にダンロップのシンクロウェザーを装着しました。
タイヤサイズは225/60R17です。

シンクロウェザーは、2024年に登場した新しいオールシーズンタイヤです。
しかも路面状況に合わせてタイヤの表面が変化する性質を持った革新的なタイヤです。
オールシーズンタイヤは他メーカーからも高品質な製品が販売されていますが、タイヤ自ら変化するタイヤを開発したのはダンロップが初です。

この革新的な技術には、「アクティブトレッド」と呼ばれる新素材がカギを握っています。
「アクティブトレッド」は、ウェット路面を走行すると水に反応して表面が柔らかくなります。
この状態であれば、柔らかいゴムが地面をしっかりと掴むため、ウェット路面でも安定した走行が可能です。
また、「アクティブトレッド」は、低温下でもゴムが硬くなりにくい性質も持ちます。
このおかげで、本来オールシーズンタイヤが苦手とする氷上路面でも安定した制動力を発揮します。
もちろん普段はサマータイヤのように快適に走れます。

新トレッドパターンは、走行中のノイズを低減する形状をしており、静かなタイヤになるように設計されています。
ちなみに静粛性と耐摩耗性は同社のエコタイヤ「エナセーブ EC204」もしくはそれ以上とアナウンスされています。

今回作業させていただくお車は、三菱のデリカD5です。
デリカD5は、本格SUVのような走派生を持つ多目的ミニバン。90年代に発売されていたオフロードタイプのミニバン「デリカスペースギア」の後継モデルにあたります。
デリカD5の特徴は、アウトドアテイストのスタイリングと、SUV並の走派性の高さです。
最低地上高を高くし、ホイルアーチに膨らみを持たせることで、重量感のある雰囲気をしています。
また、4WDシステムはフルタイム式ではなく、アウトアンダーのように、状況に応じて2WDと4WDを切り替える電子制御式が採用されているため、燃費性能も高めです。
どんな路面でも走り抜けられるデリカD5には、全天候をカバーするシンクロウェザーがぴったりです。
今回はホイールも交換していきます。

ホイールはデルタフォースのOVERLANDER(オーバーランダー)。カラーはマットスモークポリッシュで、サイズは17×7.0です。
OVERLANDERは、SUVモデルのお車や、オフロードタイヤとのマッチング性の高い高強度鍛造ホイールです。
2×5本の太いスポークは、リム部分をオーバーするように大きく反っています。この独特な立体形状とマット系のカラーのおかげで、装着車両の足元をワイルドに仕立てます。
オフロードテイストの強いデリカD5にぴったりのホイールと言えます!
全ての作業が完了しました。
交換前

交換後



純正ホイールはどちらかというと平面的な印象でしたが、今回のOVERLANDERは、かなり立体的な形状をしています。
シンクロウェザーのトレッドデザインも、ホイールに上手く馴染んでいるように思います。
一年を通して履き続けられるタイヤなので、様々な路面に対して走行ができます。
これからも快適なカーライフをお送りください!
ご利用ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
今回ご紹介したシンクロウェザーは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
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