タイヤを選ぶ際は、装着するお車の性能を最大限に引き出せるかが非常に重要です。
例えば乗り心地が優れたお車には、コンフォート性能が優れたタイヤを装着すると、より快適にドライブを楽しむことができます。
ですがタイヤに求める性能は、グリップ力や乗り心地などといった、走行性能の良し悪しだけではありません。
タイヤはお車全体のデザインに大きく関わる部品です。お車に見合ったカッコいいタイヤを装着すれば、それだけでガラリと印象が変わります。
そこでおすすめなのが、今回ご紹介するダンロップ グラントレックR/T 01です!
グラントレックR/T 01は、2025年8月にダンロップから新しく発売されたラギッドテレーンタイヤです。
近年人気のSUV、ピックアップトラック向けのタイヤとして登場し、
- オン・オフ両路面での安定したパフォーマンス
- カスタム性が高く、ドレスアップ効果が高い
という特徴を持ちます。
見た目がカッコ良く、オン・オフ問わず安定したパフォーマンスを発揮する本製品は、クロカン、クロスオーバーSUVはもちろん、ミニバンやハイエース、キャラバンといった箱型形状のお車にもマッチします。

本記事では、新製品のグラントレックR/T 01の特徴やサイズ、タイヤ販売店としてのおすすめポイントをご紹介していきます。
アグレッシブでカッコ良いSUV用タイヤをお探しの方や、愛車の足元をドレスアップしたいとお考えの方は、ぜひご参考ください!
もくじ
オン・オフ両路面に対応した新時代のラギッドテレーン

ダンロップ初のラギッドテレーンタイヤとして登場したグラントレックR/T 01。
ラギッドテレーンは、オールテレーン(A/T)とマッドテレーン(M/T)の中間に位置付けられるタイヤです。
オフロードタイヤの種類
- オールテレーン(A/T)・・・オン・オフロードに加え軽度な雪道も走行できる
- マッドテレーン(M/T)・・・ぬかるみや砂利道、岩場などの悪路も安定して走れる
- ハイウェイテレーン(H/T)・・・舗装路や高速道路を快適に走れる
オールテレーン(A/T)とマッドテレーン(M/T)両性能のいいとこ取りをし、さらにオフロードタイヤ特有のアグレッシブなデザインを意識して作られたのが、このグラントレックR/T 01です。
買い物やお仕事などの日常シーンは快適に、アウトドアやレジャーなどの山道では安心して走れる。それでいて見て目もカッコいい!
近年のオフロードタイヤに求められる性能が全て備わった、まさに新時代のラギッドテレーンタイヤです!
オン・オフ両路面に対応する2つのトレッドパターン

グラントレックR/T 01のトレッド構成は、
- サイド部・・・オフロード重視
- センター部・・・オンロード重視
の2パターン構造をしています。
センター部にある鋭利なブロックパターンはランダム形状をしており、ロードノイズを抑制。各ブロックには「サイプ」と呼ばれる切り込みも入っており、雨の日も安定してグリップします。
また、ブロックは階段形状をしており、横方向の力にも強くなっています。このおかげで操縦安定性も高くなっています。
対してサイド部のブロックには横方向の大きな溝が入っており、これが砂利や泥をしっかりと掴みます。溝の隙間には、石噛みを抑制する「ストーンイジェクター」も入っています。
専用のコンパウンドと構造設計で「操縦安定性」「快適性」が向上

グラントレックR/T 01はゴツゴツした本格オフロードタイヤのように見えますが、オンロードでの操縦安定性や快適性も考慮された設計となっています。
そこに大きく貢献しているのが、専用に開発されたコンパウンドと構造設計です。
タイヤの主要素材である「微粒子カーボン」がタイヤの分子「ポリマー」と結合し、ゴムの強度を向上。耐カット性能、耐摩耗性能、操縦安定性能を実現しています。
ポリマー自体も異なる性質を持つ3種類がブレンドされています。このおかげで耐摩耗性能、ドライ・ウエットグリップ性能がバランス良く両立しています。

さらに本製品は、トレッドの接地面が均一になるような構造をしています。このおかげで、偏摩耗が少なく、ロングライフに仕上がっています。

ほかにも、トレッド内部にある「フルバンド」と「スチールベルト」は、オンロードでの操縦安定性に貢献。
サイド部にある「ビード」と「カーカス」は、オフロードでの耐久性を確保するような仕組みとなっています。
見た目重視の方も満足の「デュアルサイドウォールデザイン」

本製品のもうひとつの特徴である、カッコいい見た目を表しているのが、この「デュアルサイドウォールデザイン」です。
これは片面がホワイトレターで、もう片面がブラックレターのデザインとなっており、装着時にどちらを表面にするかが選べます。
また、ショルダー部分のブロックデザインも、表と裏でデザインが異なります。
- ホワイトレター側・・・広大な大地がモチーフ。デザイン重視。
- ブラックレター側・・・鋭利な崖がモチーフ。耐カット性重視。
とにかく足元を目立たせたいという方は、ホワイトレター側のデザイン重視がおすすめです。
対して山道や林道などを走行する方は、厚みのあるブラックレター側の耐カット性重視がおすすめです。
このタイヤは左右対称のパターンをしているため、いつでも逆履き可能です。
もちろん当店にご相談いただければ、履き替え作業にも対応させていただきます!
店舗の意見
ダンロップ初のラギッドテレーンタイヤとして登場したグラントレックR/T 01。
オールテレーンの持つ快適性や乗り心地、マッドテレーンの持つ走派生や耐久性。両タイヤのいいとこ取りをしたのが本製品です。
当店をご利用いただくお客様の中にも、カッコいいタイヤをお探しの方がたくさんいらっしゃいます。
SUV向けのタイヤをお探しの方は、街中重視のクロスオーバー用か、アウトドア重視の本格クロカン用に別れますが、本製品は両方のお客様におすすめできます。


また、このタイヤは装着時にホワイトレターかブラックレターかが選べるのも大きなアピールポイントです。
お客様の中には「オフロードタイヤと言えばホワイトレター」と、こだわりを持つ方も多いのですが、このタイヤなら間違いなくご満足いただけるはずです!
これまで多くのSUV・4WDモデルの足元を支えてきたダンロップの「グラントレック」シリーズ。
新たなフラッグシップモデルとしてブランドを牽引していタイヤを、ぜひお試しください!
グラントレックR/T 01のサイズ展開
グラントレックR/T 01のタイヤサイズは、15〜18、20インチ全24サイズが展開されています。
サイズによって発売月が異なるため、お求めのサイズが発売されていない場合がございます。ご購入を検討されている方は、店頭までお問い合わせください。
また、17インチ(35x12.50R17LT)、18インチ(33x12.50R18LT)、20インチのタイヤは両面ブラックレターのデザインとなります。
インチ | タイヤサイズ | ホワイト/ブラックレター | 発売月 |
---|---|---|---|
20インチ | LT275/55R20 | ー | 8月 |
35x12.50R20LT | ー | 10月 | |
18インチ | LT245/70R18 | ★ | 8月 |
LT265/60R18 | ★ | 8月 | |
LT265/65R18 | ★ | 10月 | |
33x12.50R18LT | ー | 10月 | |
17インチ | LT225/65R17 | ★ | 8月 |
LT265/65R17 | ★ | 7月 | |
LT265/70R17 | ★ | 8月 | |
LT285/70R17 | ★ | 8月 | |
35x12.50R17LT | ー | 10月 | |
16インチ | 185/85R16LT | ★ | 9月 |
215/65R16C | ★ | 8月 | |
LT215/70R16 | ★ | 8月 | |
LT215/85R16 | ★ | 8月 | |
LT225/70R16 | ★ | 8月 | |
LT225/75R16 | ★ | 8月 | |
LT235/70R16 | ★ | 8月 | |
LT245/75R16 | ★ | 9月 | |
LT265/70R16 | ★ | 10月 | |
LT265/75R16 | ★ | 9月 | |
LT285/75R16 | ★ | 10月 | |
15インチ | LT215/75R15 | ★ | 8月 |
31x10.50R15LT | ★ | 9月 |
※2025年10月中には全てのサイズが出揃う予定です。
※「LT」表記はライトトラック規格のタイヤです。
まとめ
ダンロップの新型オフロードタイヤ、グラントレックR/T 01についてご紹介しました。
本製品は、見た目は本格的なオフロードタイヤのようですが、オン・オフ両方の性能をバランスさせた使いやすいタイヤです。
アグレッシブなトレッドパターンや、高い強度を持つショルダー構造・コンパウンドは、岩場やぬかるみの上でも安定したトラクションを発揮します。
しかもブロックの高さは均一で、コンパウンドも高耐久。15〜20%のロングライフ化を実現しています。
メーカーの謳う「走り続けられるタイヤ」の言葉通り、日常生活でお車を多用される方にもご満足いただけます。
グラントレックR/T 01は、当店相広タイヤ商会 タイヤガーデン川越でも販売しています。
発売開始時の8月時点では、13サイズのみの展開となりますが、9月、10月と、随時サイズが追加されていく予定です。
購入を検討されている方は、まずは当店までお気軽にお問い合わせください!