[最新版]世界のタイヤメーカー別ランキング[2019年売上高]

タイヤ ランキング 最新

車体を支えたりエンジンからの動力を路面に伝えたりするだけでなく、乗り心地や燃費にも大きく関わるタイヤは、自動車部品の中でも特に重要な役割を担っています。

世の中には100社以上のタイヤメーカーが存在し、一つのメーカーからも豊富な種類のタイヤがラインナップされています。

正直なところ、パッと見ただけではどれも同じようにも見えますが、実はそれぞれメーカーの特色も異なりますので、たくさんの中から愛車にマッチするものを見つけなければいけません。

「価格が安い方がいい」
「愛車はスポーツカーだからグリップするタイヤがいい」

このように、タイヤ選びの際は自分の希望を元に、様々なメーカーや商品を比較検討すると思います。

しかし最近は国内やヨーロッパのメーカーだけでなく、アジアや中東のタイヤメーカーも頭角をあらわしてきましたので、選択肢が多くなってきたのも事実です。

そのためタイヤ選びの一つの指標として考えられるのはタイヤメーカー別の売上高ランキング

タイヤの売上高が高いメーカーは人気があるだけでなく、品質や性能面においても間違いないと考えられます。

本記事では、最新の(2019年度)世界のタイヤメーカー別売上高ランキングと、上位のタイヤメーカーの特徴をご紹介していきますので、参考にしてみてください。

参考:ミシュランが首位に 2019年のタイヤ売上高ランキング|自動車春秋社

2019年世界のタイヤメーカー別売上高ランキング

まずは2019年売上高ランキングを見ていきましょう。

2019年順位 2018年順位 社名 売上高(100万USドル)
1 2 ミシュラン フランス 25,000.0
2 1 ブリヂストン 日本 24,325.0
3 3 グッドイヤー アメリカ 13,690.0
4 4 コンチネンタル ドイツ 11,275.0
5 5 住友ゴム 日本 7,060.0
6 7 ピレリ イタリア 5,935.0
7 6 ハンコック 韓国 5,725.0
8 8 横浜ゴム 日本 4,810.0
9 10 マキシス/チェンシン 台湾 3,908.1
10 9 中策ゴム 中国 3,585.0
11 12 ジーティータイヤ シンガポール 3,100.0
12 11 東洋ゴム 日本 3,060.0
13 13 クーパータイヤ アメリカ 2,750.0
14 17 リングロング 中国 2,400.4
15 14 アポロタイヤ インド 2,267.2

出典元:Rubber and Plastics News

上位に入ってくるメーカーはタイヤメーカーの中でもかなり大手の企業。車に詳しくなくても、どこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ランキングを見てみると、ミシュランとブリヂストン2強の売上高が目立っているのがわかります。

これまでは日本のメーカーブリヂストンが11年連続で首位の座を射止めていました。しかし2019年にミシュランが売上高を10%近く伸ばし、ついに首位を獲得しました。

2019年度の業界全体売上高は1,670億ドル(日本円に換算すると約17兆7,463億円)。ちなみに2019年度のタイヤ売上高は新型コロナウイルスが流行する前の数値でもあります。

ミシュランによると2020年度の売上高は、

  • 乗用車・ライトトラック用タイヤ・・・15〜20%
  • トラック用タイヤ・・・13〜17%

ほど落ち込むと予想されています。

上位のタイヤメーカーを見てみましょう

あらためて上位のタイヤメーカーを見ていきましょう。

12年ぶりに首位の座を射止めた【ミシュラン】

ミシュラン ランキング タイヤ

まずは12年ぶりに首位の座を獲得したミシュラン。前年度から約17億ドルほど増加しています。

その理由の一つとして、ここ数年においてカムソやマルチストラーダなど他のタイヤメーカーを買収したことによる影響も考えられます。

とは言え、車好きもそうでなくても、誰もが「ミシュラン」と言う言葉を聞いたことがあるはず。ミシュランはフランス発祥のメーカーですので、欧州車での装着率は非常に高くなっています。

また、オートバイのタイヤとしても有名なメーカーで、2016年から世界最高峰クラスMOTOGPのサプライヤーも担っています。ちなみに2015年まではブリヂストンがサプライヤーでした。

ミシュランはレストランガイドでもお馴染みのメーカーです。余談ですが、そもそもミシュランガイドは車に乗ってドライブする人向けに作り出されたものでもあるのです。

アジアや北米では圧倒的人気の【ブリヂストン】

2位とは言え11年連続で首位に君臨していたタイヤメーカーは日本のブリヂストンとなります。

アジアや北米地域では圧倒的人気で、地域別では1位であるものの、欧州地域においてはミシュランやコンチネンタルに次いで3位という結末。

欧州はたくさんの有名タイヤメーカーがしのぎを削っているため、アウェーとも言える欧州地域で首位を狙うのはなかなか厳しいということですね。

しかしブリヂストンはタイヤのラインナップも豊富で、車やトラック、バイクのみならず、幅広いシャンルのタイヤを販売していますので、今後も安定して2強に居続けるのは間違いないでしょう。

品質面に関してもトップクラスであるのは言うまでもありません。「REGNO」「POTENZA」「ECOPIA」など有名なタイヤブランドも、すべてブリヂストンから販売されています。

3強を担う北米のタイヤメーカー【グッドイヤー】

グッドイヤー タイヤ シェア

3番手にいるのはアメリカ発祥のタイヤメーカーグッドイヤー。

昨年度に比べると売上高が4.7%減少し、4位のコンチネンタルから徐々にその差を詰められていますが、毎年安定した売り上げを確保していることも事実。

1998年に撤退しているものの、モータースポーツ界でタイヤを供給していた歴史が長く、「F1で使用されていたタイヤメーカー」という印象は今尚残り続けています。

広大な土地を走り回るアメ車で使われることを想定して作られているため、耐久性やロングライフが特徴です。

4位以降も有名なタイヤメーカーが名を連ねている

4位のコンチネンタルや6位のピレリは、欧州タイヤメーカーとしても非常に有名なところです。

ピレリは現在F1にもタイヤを供給しているメーカーでもあります。また、フェラーリの指定タイヤにもなっているほどで、高い性能、品質であることを証明しています。

もちろん日本のメーカーも負けてはいません。5位の住友ゴムは「ダンロップ」ブランドとして世界的な知名度があります。

「ヨコハマタイヤ」としてのブランドを持つ横浜ゴムも世界で8位と健闘しています。

モータースポーツ界での活躍が目立ち、スポーツタイヤとしての知名度は非常に高いとも言えるでしょう。

徐々に売り上げを伸ばしてきているアジアンタイヤメーカー

ランキングを見てみると、アジア圏のタイヤメーカーが目立ち始めてきたのもわかります。

韓国、中国、台湾、インドネシアのメーカーによって製造されるタイヤのことを「アジアンタイヤ」と呼び、売上高が年々上昇してきています。

ひと昔前は「アジアンタイヤは値段が安いものの品質がイマイチ」とも言われていましたが、近年は品質面でも高い評価を受け、欧州車の標準タイヤとして採用されるメーカーも出てきました。

もちろん日本国内でもアジアンタイヤを装着しているユーザーが増えてきており、ハンコックやチェンシンタイヤはメジャーになりつつあります。

まとめ

トップ15に絞ったランキングを見るだけでも、世界にはたくさんのタイヤメーカーが存在していることがわかります。

その中に日本のタイヤメーカーが4社もランクインしているのはさすが「ものづくり大国」とも言えますね。

たくさんのメーカーの中から最適なタイヤを探そうと思うと、メーカー別売上高は一つの指標としてしっかり把握しておきたいところです。

ただし「売上高=間違ないメーカー」ではないということも念頭に置いてお考えください。

なぜなら、中には値段が安くて売り上げが高いメーカーや、マーケティング戦力が当たっているメーカーがあるとも考えられるからです。

ですので、本記事のランキングはあくまで判断材料の一つとして利用していただくことをおすすめします。

もしタイヤ選びに関してお悩みであれば、ぜひ当店にご相談いただければと思います。

当店「相広タイヤ」は様々なお車のタイヤ交換や販売を行っているタイヤのプロフェッショナルです。

もちろんメーカーや製品に関しての疑問も解決させていただきますので、気になることがございましたらお気軽に当店のスタッフまでお声がけください。