リーチフォークリフト用のキャスタータイヤを交換致しました。
サイズは127×80の底床タイプです。

リーチフォークリフトとは立ったまま操縦する、小回りが利き、主に室内用として使われるフォークリフトの事です。
一般的な座るタイプのフォークリフトはカウンターリフトと呼びますが、操作するために必要な資格は両方とも同じです。

リーチフォークリフトのタイヤはエアーレスのため、パンクはしません。
ですが、画像のタイヤの様にすり減ると、車高が低くなって段差などにぶつけてしまうリスクが高くなってしまう為、危険な状態です。

新旧のタイヤの比較画像です。
タイヤの外径がかなり変わっているのが一目瞭然ですね。
この分、車高が下がるとちょっとした段差にぶつかって、オイル漏れをしてしまう可能性も出てきますので大変危険です。

特殊なジャッキを使い、フォークリフトのジャッキアップを行います。
もし、地震などにより、途中でジャッキが外れてしまっても、転倒しないように添え木を下に噛ませておきます。

タイヤを外して見ると、ここまでタイヤがすり減っていました。
リーチフォークリフトのキャスタータイヤは残りのゴムの厚さが10~15mm程を目安に交換しましょう。
ゴムの部分がほとんどなくなってしまって、非常に危険な状態でした。

車両側とタイヤのベアリング部分の両方にしっかりとグリスを塗ってタイヤをはめ込みやすい様にします。

いよいよ装着ですが、無理をしないようにハンマーを上手に使いながら、慎重にタイヤをはめ込んでいきます。
タイヤを慎重に入れたら外れないようにボルトでしっかりと固定して作業終了です。

素材はウレタン性で、ゴムよりもコストは掛かりますが、長寿命、路面にタイヤの跡がつきにくいというのが特徴のタイヤです。

すべての作業が終了しました。
これで安心安全に集中し、お仕事を全うして頂けるかと思います。
お買い上げありがとうございました。
またのご利用をお待ちしております。
当店では、リーチフォークリフトのタイヤも出張にて交換可能です!
詳しくはこちらをご覧ください。








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