イタリアの老舗タイヤメーカー「ピレリ」から、SUV向けプレミアムオールシーズンタイヤ「スコーピオン オールシーズン SF3」が登場しました!
オールシーズンタイヤの弱点である静粛性を克服したモデルで、17〜21インチと大径サイズを中心としたラインナップになっています。
SUVに特化して開発されたタイヤであるため、クロスカントリー系SUVや、クロスオーバーSUVをはじめ、EV・PHEV車などに大変オススメです。
本記事では、そんな「スコーピオン オールシーズン SF3」の特徴について詳しく解説いたします。
スコーピオン オールシーズン SF3の特徴
SUV向けに進化

「スコーピオン オールシーズン SF3」は、欧州の自動車雑誌やテスト機関から数々の賞を獲得した「チントゥラート オールシーズン SF3」の性能ベースとして、SUV向けにアレンジされたプレミアムモデルです。
欧州タイヤのラベリング制度で全サイズがノイズ評価「B」を獲得し、オールシーズンタイヤでありながら快適な乗り味を実現しています。
転がり抵抗は「B」・ウェットグリップ性能は最高評価「A」と、相反しやすい2つの性能を高次元で両立させました。
さらに本製品は、厳しい雪上性能テストをクリアした証である「3PMSF(スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク)」を取得しており、ドイツの第三者認証機関「DEKRA」による累積ブレーキングテストでも、優れた制動性能が実証されています。

オールシーズンタイヤは夏と冬の機能を両立させるために、細かい切れ込み(サイプ)が多く配置されています。
それが原因で、転がり抵抗やロードノイズ、摩耗の増加につながるケースも珍しくありません。
ピレリはこうしたオールシーズンタイヤの弱点を独自の技術でカバーしています。
「どんな路面状況でもパフォーマンスを発揮し、乗り心地も妥協しない」
これぞまさに、プレミアムタイヤたる所以です!
DEKRA ブレーキングテスト
このテストは、2025年2月にDEKRAが計測したもので、ドライ・ウェット・スノーの3つの路面で制動距離を測り、その合計値を比較するものです。
タイヤサイズは「235/60R18」、車両はAudi Q5(FWD)にドライバー1名が乗車した状態で実施されました。
「スコーピオン オールシーズン SF3」の制動距離は、ドライ 34.5m・ウェット 26.92m・スノー 12.17mで、計73.59m。
ピレリの公表によると、比較対象となった競合4モデルの中で制動距離の合計値が最も短く、特にドライ路面においては圧倒的な数値を記録しています。
ピレリ独自の技術開発

コンパウンド(ゴムの配合)には、微細構造を最適化した新しい「特注ポリマー」を採用しています。
冷えた路面でのハイパフォーマンスを叶える「天然由来の樹脂」や「液状ポリマー」の配合によって、冬場でも優れたグリップ力と耐摩耗性能を発揮してくれます。
一方で冬向けの性能だけでなく、高温時の剛性や安定性に配慮されている点も嬉しいポイントです。
この緻密なコンパウンドの開発には、AI技術を活用した「バーチャル・コンパウンダー」が導入されており、数千通りにおよぶ組み合わせの中から最適な配合を選び出しています。
さらに、トレッドのブロックを大型化して剛性を高めることで、車重のあるSUVでの安定性向上を図っています。
ブロックに接地面積が少しずつ増えていく「プログレッシブ・エントリー形状」を採用したことにより、振動やロードノイズの減少も期待されています。
トレッドパターンはオールシーズンタイヤで定番の「V字形状」を採用しています。
広い接地面の確保とタイヤにかかる圧力を分散させる溝の配置は、ノイズ低減やハイドロプレーニング現象の抑制を実現!
排水性の向上と圧力の均一化を両立する中央のジグザグ溝によって、雪道や濡れた路面の走行も安心です!
「チントゥラート オールシーズン SF3」から受け継いだ「3Dサイプ」も特徴のひとつです。
サイプは摩耗に伴って直線からジグザグ状に形が変わり、摩耗が進んでも雪を捉える接地面積を確保します。
接地圧が高いときにはサイプが閉じて夏用タイヤに近くなるので、ドライ路面でも安定した制動力を発揮してくれます。
サイズ「235/50R20」には、EV・PHEV向けの技術を採用したタイヤであることを示す「ELECT™」のロゴがサイドウォールに刻印されています。
タイヤ内側に吸音材を設けて車内の騒音を抑える「PNCS™」の採用も見逃せません。
サイズラインナップ
「スコーピオン オールシーズン SF3」は17〜21インチ、全17サイズで展開されています。
| インチ | タイヤサイズ |
|---|---|
| 21インチ | 275/45R21 110Y |
| 20インチ | 235/45R20 100W |
| 235/50R20 104Y | |
| 245/45R20 103W | |
| 255/45R20 105Y | |
| 255/50R20 109Y | |
| 255/55R20 110Y | |
| 265/45R20 108Y | |
| 19インチ | 235/55R19 105W |
| 245/45R19 102Y | |
| 245/50R19 105W | |
| 255/50R19 107Y | |
| 255/55R19 111Y | |
| 18インチ | 235/60R18 107W |
| 255/55R18 109Y | |
| 265/60R18 114V | |
| 17インチ | 265/65R17 112H |
まとめ
「スコーピオン オールシーズン SF3」はコンフォート性に優れたクロスオーバーや高級SUVの走りにマッチするオールシーズンタイヤです。
「スタッドレスほどの雪上性能は不要だけど、突然の雪にも対応できて、なおかつ安全性や静かさも手放したくない!」という方にオススメのモデルですね。
「スコーピオン オールシーズン SF3」は、相広タイヤ商会(タイヤガーデン川越・鶴ヶ島)でもお買い求めいただけます!
記事の中でもご紹介した乗用車向けのプレミアムオールシーズンタイヤ「チントゥラート オールシーズン SF3」など、最新のオールシーズン&スタッドレスタイヤを多数取り扱っておりますので、ご来店・お電話・LINEにてお気軽にお問い合わせください!
こちらもCHECK
-

ピレリのチントゥラートオールシーズンSF3の技術や特徴を解説
イタリアのタイヤメーカーピレリが展開している「チントゥラートオールシーズン」。 「チントゥラート」シリーズは元々コンフォート性能や環境性能が優れたサマータイヤブランドとして展開されていましたが、そこか ...
続きを見る










【新旧比較】ヨコハマタイヤ アイスガード 8 SUVは氷上性能をさらにUP!性能や特徴、従来モデルアイスガードSUVとも徹底比較
【2026年-2027年】おすすめオールシーズンタイヤ比較・レビュー!
【2026年-2027年】乗用車 おすすめスタッドレスタイヤ比較・レビュー!
【新旧比較】ピレリ アイスゼロ アシンメトリコ2はどう変わった?特徴や旧モデルとの比較、実物をチェック!
CX-30におすすめ!ピレリのチンチュラートオールシーズン SF3を装着しました[215/55R18]
【新発売】ミシュランのクロスクライメート3はよりロングライフに進化!特徴や新技術、従来モデルとの違いを解説!
三菱 デリカD5におすすめ!ダンロップのシンクロウェザーを装着しました[225/55R18]