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タイヤの知識 ブログ

[寿命]スタッドレスタイヤの交換時期[摩耗・性能の持ち]

2015年10月31日

スタッドレスタイヤ 寿命 交換時期 タイヤ交換 川越

気温が徐々に低下し始めると、いよいよスタッドレスタイヤを履き替える時期となります。

スタッドレスタイヤは冬場にしか装着しませんので、昨年買ったものや、それ以前のものは、保管方法の良し悪しが走行性能に大きく関わります。

新しく新品のスタッドレスを購入するのであれば問題ないのですが、去年以前に手に入れたものとなると、今年もきちんと使うことができるのか心配になることもあるでしょう。

実はスタッドレスタイヤは性能を発揮できるかどうかの目安がありますので、それをしっかり確認して使い続けたいところ。

そこで今回は、そんなスタッドレスタイヤの交換時期の目安や、長持ちさせる方法についてご紹介していきます。

スタッドレスタイヤの寿命は大きく2つの観点から

当然ながら、スタッドレスタイヤには使用限界とも言える「寿命」があります。

使用限界を見極めるには、大きく下の2点を確認することが大切です。

  1. ミゾの深さ・・・スタッドレスタイヤとしての機能が確保できるか
  2. 使用年数・・・ゴムが劣化して性能が落ちていないか

この2点のどちらもクリアできて、初めてスタッドレスタイヤの性能が確保されると言えます。

それぞれを詳しく見てみましょう。

1.スタッドレスタイヤの溝の深さ(ヤマの高さ)

タイヤのトレッド面には、どのような条件でも最大限のグリップを発揮させられるように、溝が付けられています。

当然ながら溝が無くなると満足にグリップを得られませんし、車検に通すこともできませんので、交換が必要となります。

そして通常のタイヤは、残り溝が1.6mmになると交換時期を知らせる「スリップサイン」が出てくると摩耗限界となりますので、スリップサインが出てくる前に交換する必要があります。

一方、スタッドレスタイヤは冬用のタイヤとして雪道や氷の張った道を走行できる溝の深さが定められています。

その基準となるのは、新品時から見て溝の深さが50%のところ。

タイヤには「プラットホーム」と呼ばれる目安がわかるような部分がありますので、そこを確認してみてください。

プラットホームは、タイヤの接地面(トレッド面)にありますが、その位置はタイヤの横の部分(サイドウォール)を見るとわかるようになっています。

この矢印の指し示す先の接地面に、プラットホームがあります。

プラットフォーム目印

新品時のプラットホーム

プラットフォーム溝新品
新品時のプラットホーム

こちらのスタッドレスタイヤは摩耗が進んでおり、あと少しでプラットホームが露出してしまいます。

プラットフォーム溝少
摩耗が進んだタイヤのプラットホーム

スタッドレスタイヤは、雪や氷の路面でもしっかりグリップさせられるように、ブロックに細かい「サイプ」が設けられていますが、トレッドの摩耗が大きく進むと、サイプが機能しなくなります。

そのため、このプラットホームが露出して溝が50%以下になると、スタッドレスタイヤとしての性能が十分に引き出せなくなり、雪道や氷道などで使用できなくなります。

ただし、プラットホームが露出してしまっても、すぐに交換しないといけないというわけではありません。

スリップサインはまだ発生していませんので、乾いた路面や雨の日の濡れた路面では、夏タイヤと同様に使用することができます。

※夏タイヤとしての使用限界は別途スリップサインを確認してください。

このように、スタッドレスをしっかり機能させるために、プラットホームが出ていないかどうかを定期的に確認しておきましょう。

また、タイヤが偏摩耗してしまっているときには 、ローテーションをしてタイヤの装着位置を変えることで、タイヤを長持ちさせることができます。

ローテーションについては、タイヤを装着してくれるお店に相談してみると良いでしょう。

2.使用年数

スタッドレスタイヤは氷上でも滑らないようにするため、氷の面でもしっかり食い付く柔らかい素材でできています。

しかしこの素材は、新品時が最も柔らかい状態であるものの、時間が経つと次第に固くなっていきます。

タイヤの原料はゴムですので、輪ゴムのようにだんだんと硬化し、最後にはヒビが入ってしまうというわけです。

ですので、スタッドレスタイヤは製造されてからどの程度時間が経っているかというのがひとつの使用限界の目安となります。

タイヤの製造時期は、下の画像のようにタイヤの横の部分(サイドウォール)に刻印されています。

セリアルの見方

この刻印を「セリアル」と呼び、4桁の数字の部分が製造の時期を表します。

前半2桁が製造された週数後半2桁が製造されたを指します。

こちらの場合だと2015年の32週目に製造されたタイヤとなります。32週目というとだいたい9月頃でしょうか。

また、スタッドレスタイヤの使用期間の目安は、およそ3~4年程度と言われており、これ以内であれば、ほとんどの場合で問題なく使えるはずです。

ただし、保管状態によっては一概には言えません。←ココ重要です!

スタッドレスタイヤは、装着時や履いていない間の保管状態によっても、固くなったりひび割れたりする「劣化速度」が変わります。

特に、直射日光に当たっていたり、雨ざらしになっていたりすれば、あっという間に劣化が進んでしまうので、注意が必要です。

仮に溝が多く残っていても、ゴムが固くシワやひび割れが目立つタイヤだと、それだけで走行時の危険性が高まります。

”スタッドレスタイヤとしての寿命=タイヤ”の寿命ではない

スタッドレスタイヤの寿命と聞くと、そのタイヤがどれくらい使えるのかということに気が向いてしまうかもしれませんが、ここで1つ注意しておきたいことがあります。

それは「タイヤとしての寿命」と「スタッドレスタイヤとしての寿命」は分けて考える必要があるということ。

先ほどご紹介したように、スタッドレスタイヤには「プラットフォーム」があり、このサインが見えてくると、スタッドレスタイヤとしての性能が十分に引き出せなくなります。

ですので「プラットフォーム」がスタッドレスタイヤとしての寿命を迎えるサインと言えます。

しかし、このサインはあくまでスタッドレスタイヤとして考えた場合となります。

摩耗が進んでスタッドレスタイヤとしての機能がなくなったタイヤでも、スリップサインが残っていれば、夏タイヤとして利用を続けることは可能であるため、雪が降っていたり路面が凍結したりしていなければ、慌てて交換する必要はありません。

ちなみにスタッドレスタイヤを装着したままでも、車検に通すことはできます。

ただし、夏の路面だとゴムが柔らかくなりすぎてグリップが低下してしまいますので、夏用タイヤを装着しているような感覚で走るのは少しばかりリスクが伴います。

また、乾いたろ路面でスタッドレスで走行すると、柔らかいゴムが抵抗となり、ロードノイズが発生したり、ハンドリングが重くなったりします。

そのため、夏用タイヤのように使い続けるのはあまりおすすめできません。

↓スタッドレスタイヤの交換時期については、こちらの記事でも解説しています。

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スタッドレスタイヤを長持ちさせるには

柔らかいコンパウンドを持つスタッドレスタイヤを長持ちさせるには、なるべく雪道や凍結路面のみで利用することです。

ただし、実際問題、交換の手間や時間を考えると、雪が降った日や凍結している日だけスタッドレスタイヤを履くのは不可能に近いでしょう。

ですので、本格的に寒くなる前にスタッドレスを装着しておき、その後通常路面を走行する際、柔らかいトレッド面を傷めないよう、極力急発進や急ハンドルなどを避けた丁寧な運転を心がけるようにします。

また、スタッドレスタイヤはゴム製品ですので、取り外した際の保管方法にも気を付ける必要があります。

次項以降で保管方法について詳しく紹介していきます。

スタッドレスタイヤの保管方法

スタッドレスタイヤは紫外線やオゾン、油類が天敵ですので、直射日光や雨、油類、ストーブなどの熱源の側は避けて保管する必要があります。

また、取り外したタイヤは泥や汚れはそのままにしておくと劣化を早めてしまいますし、冬場の路面は凍結防止剤が撒かれていることもありますので、取り外したらタイヤ全体を水洗いをしておきます。

そして綺麗になったタイヤは、ビニールをかけて雨風が当たらないようにします。

タイヤを寝かせたまま4本並べる場合、一番下のタイヤが地面に当たらないように、下にビニールなどを敷くようにしましょう。タイヤとタイヤの間には段ボールを緩衝材代わりに挟んでおきます。

もしタイヤラックを使って立てて保管する場合は、定期的にタイヤを回転させてトレッド面が変形しないようにしましょう。

さらに、保管時はゴムやコードへの負担を軽減するため、空気圧は指定量の半分くらいまで落としておきます。

こうして見ると「スタッドレスはデリケートで保管が面倒なタイヤだな」と思うかもしれません。

しかし、よく考えてみると、スタッドレスタイヤは使用しない期間の方が圧倒的に多いため、長持ちさせるために適切な保管をするのは当然だと言えるでしょう。

スタッドレスタイヤの硬さをお店で診てもらおう

前述のように、スタッドレスタイヤは経年劣化をしていくもので、その目安は3~4年程度と言われていますが、保管状態によって品質の持続にバラつきがあります。

そこで、ゴムがどれくらい硬化してしまっているかを確認するために、「硬度計」と呼ばれる専用の機械を使って測る方法があります。

そして多くのタイヤの販売店には硬度計が置いてあります。※お店によっては無いところもあります

katasa

この測定器を利用すれば、ゴムの硬さがどれくらいかが一目瞭然。交換すべきタイミングもわかりやすいので、心配な方は一度タイヤショップに行ってみることをおすすめします。

硬度計はタイヤの硬さだけでなく、同時に摩耗状態やひび割れ、シワ、外傷などもチェックしてくれます。

装着前にはその他の点検も

スタッドレスタイヤをお店で装着してもらう前には、タイヤ外観の傷や異物、パンク、ひび割れ、空気圧の点検を欠かさずしてもらうようにしましょう。

また、外から見てタイヤの状態がわかるものに関しては、普段から定期的に自分の目で確認することが大切です。

特にスタッドレスタイヤは、厳しい状況でも安全に車に乗るために装着するものですので、安全確保のために日頃の点検・管理が非常に重要。

管理や点検はどうしても面倒にも思いがちですが、車に安心して乗るために、必ず実施するようにしましょう!

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