[比較]iceGUARD6(アイスガード6)とiceGUARD 5 PLUS(アイスガード5プラス)の違い

アイスガード6、アイスガード5プラス比較

2017年9月1日よりヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ「iceGUARD(アイスガード)」シリーズに新たな商品が加わりました。

その名も「iceGUARD6(アイスガード6)」です。

 

横浜ゴムによるキーコンセプトは「冬の怪物、登場。」

ヨコハマタイヤスタッドレス史上最高性能であることを打ち出しています。

 

アイスガード6メインキャッチ

 

 

一つ前のモデルiceGUARD 5 PLUS(アイスガード5プラス)の発売から約2年、アイスガードはどのように進化したのでしょうか。

今回はこの2つのタイヤを比較しています。

 

 

大きな性能の違いは2つのベネフィット(メリット)が加わったこと

前モデルのアイスガード5プラスは三つのコンセプトをあげていました。

  • 氷に利く
  • 永く利く
  • 燃費に利く

 

非常に評判もよく実績を積んだこれらのコンセプトは、大幅に進化した上でアイスガード6にも受け継がれております。

 

さらに、上記の他に2つのベネフィットを加えたというのが今回の最大の特徴です。

 

  • ウェットに効く
  • 音に効く

 

スタッドレスタイヤとしては異色であるこれらの性能はどのような働きをするのでしょうか。

それぞれの性能を紐解いてまいります。

 

 

各種基本性能も大幅にレベルアップ。さらに+αの性能がすごい

氷に効く

スタッドレスタイヤを選ぶ上で一番気になる性能は氷上性能ではないでしょうか。

アイスバーンのように凍っている路面でもしっかり止まることができるタイヤは、安心感につながります。

 

「氷に効く」というとおり、アイスガード6はアイスガード5プラスと比べて15%氷上性能がアップしています。

ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が15%短いというのは大きな違いですね。

 

 

永く効く

「永く効く」は、長い間使い続けることができることを示しています。

 

タイヤはゴムでできているため経年劣化で硬化していきます。

スタッドレスタイヤはゴムを氷に密着させることで制動するよう造られていますので、ゴムの硬化は致命的です。

 

アイスガード6はしなやかさを保ち続ける特別なゴムを使用しており、4年後も高い性能をキープできることを謳っています。

 

 

燃費に効く

従来スタッドレスタイヤは燃費が悪くなりやすいと言われていました。

しかし、ヨコハマタイヤは低燃費タイヤ開発で培った技術を導入し、スタッドレスタイヤでも高い低燃費性能を確保しています。

 

同社の低燃費タイヤである「ECOS ES31」と同程度の燃費性能です。

これは他社のスタッドレスタイヤと比べても非常に優れたパフォーマンスです。

 

 

ウェットに効く

スタッドレスタイヤは雪や氷の上での性能を第一に追求して造られているタイヤです。

そのため、サマータイヤに比べて雨などで濡れた路面は得意ではありません。

 

どうしても制動の距離が長くなってしまうので、雨の日の運転は慎重にならざるを得ませんでした。

 

そんなスタッドレスタイヤに、異例とも言える「ウェット性能」をアイスガード6はプラスしています。

 

アイスガード5プラスと比べて5%の制動距離を短縮しています。

 

 

音に効く

こちらもスタッドレスタイヤには珍しい性能訴求です。

スタッドレスタイヤは接地面が細かくブロック形状になるため騒音が出やすく、車内でもうるさいと感じることが多くあります。

 

アイスガード6はそこにも着目し、アイスガード5プラスと比較してパターンノイズは33%低減しています。

 

アイスガード6性能比較

 

 

写真で比べるアイスガード6とアイスガード5プラスの違い

ここからはタイヤの写真を見ながら比べてみましょう。

今回も同じサイズをヨコハマタイヤさんからお借りしました。

ご協力ありがとうございます!

 

まずはタイヤのラベルです。

 

アイスガード6 ラベル 比較

アイスガード5プラス ラベル

 

アイスガード6になり非常にシンプルになりましたね。

余計な情報やデザインは一切なしです。

 

つづいてトレッドパターンです。

左がアイスガード5プラス、右がアイスガード6です。

 

アイスガード トレッド 比較

 

トレッド面のデザインは変更点が多く見られます。

それでいて随所にアイスガードの遺伝子が引き継がれているのが見て取れますね。

 

IN側とOUT側にわけて詳しく見てみましょう。

まずはIN側です。

低速走行時を想定した「氷上性能」に主眼をおいて設計されています。

 

アイスガード6 IN側比較

 

左から二つ目のブロックの部分がより接地面積が増えていることが特徴的です。

これにより氷に接する面が大きくなりより制動力を高めてくれていのだと考えられます。

 

つづてOUT側です。

OUT側は「雪上性能」に対して有効な設計となっています。

 

アイスガード6になり、横向きに入っている大きな溝が中心側により長く入っているのがみてとれます。

これにより走行時に排雪、排水を効率よく行ってくれるのだと考えられます。

 

アイスガード6になりウェット性能が大きく向上しているのはこのようなトレッドパターンのデザインも影響しているのでしょう。

 

アイスガード6 OUT側比較

 

 

サイドウォールの比較です。

アイスガード6は「ice GUARD iG60」と刻印されています。

こちらは商品名以外は大きな変更はみられません。

 

アイスガード6 サイドウォール

アイスガード5プラス サイドウォール

 

商品名の刻印以外の部分ではアイスガード6になり少しデザインが変更されています。

 

アイスガード6 サイドウォール デザイン

アイスガード5プラス サイドウォール デザイン

 

いずれのタイヤもヨコハマタイヤの低燃費タイヤシリーズの技術が搭載されていることを示す「BluEarth」マークが刻印されています。

 

アイスガード ブルーアースマーク

 

 

まとめ

アイスガード6はアイスガード5プラスに比べて非常に優秀なタイヤであることがわかりました。

 

基本となる氷上性能や雪上性能だけでなく様々な面でメリットがあります。

特に雨の日でも安心して乗れることや、静粛性が高いことはとてもうれしいですね。

 

高速道路の利用時や長距離のお出かけでは違いが効いてくると思います。

 

価格面では当然アイスガード6の方が少々高くなりますが、長く使うことになるであろうスタッドレスタイヤですから様々な観点から検討することをおすすめいたします。